fool on the hill

桜 狩
ようやく やっと春 どこもかしこもついに春
東 雲
空が薄ぼんやりと茜色 東南の空に三つの輝き
地表から順に 三ヶ月 金星 木星 がほぼ等間隔に扇形

凍てつく土手上でしばし見惚れる 早起きは三文の得
類語で東雲を選んでみたが夜明けを示す言葉の多さよ
新 春
北アルプス北端 小蓮華岳 ~南端 大滝山まで見渡せる
有名な場所はいくつかあるがそっとしておきたい秘密の場所もある

車一台がやっとの道路 それも10mほどの間だけで
左は崖っぷち 右は一軒家 ゆっくり眺めたければバイクがベスト

真っ青に晴れ渡り透明感最大の凍てつく早朝がお薦め ^_^;
全景を一枚に収めるのはとうてい無理

全体では やはり五竜 鹿島槍 爺ヶ岳 がよく目立つ
中でも双耳峰 鹿島槍ヶ岳 今年も美しく新春に聳える
冬 至
日の出のおおよその位置は感覚的には分かっているが
実際正確な位置はどうなんだと 6月夏至日から観測

観測位置は長野市 犀川左岸土手 裾花川との合流地点手前
2018年 6/21夏至 9/22秋分 12/22冬至
秋分と春分は同じ位置になるはずなので来年3月を待たず

写真 左が北 右が南 A地点が夏至 C地点が今朝
B地点が秋分の それぞれの日の出位置
山の稜線のおかげで分かりやすい

しかし これほどまでに太陽は移動するものなのかと
実際の視覚的距離はかなりのもの 面白い観測だった
霜 月
すでに師走に突入も田舎暮らしで一番忙しいのは11月
何が忙しいって漬物 昔だったら北国の 早い話が冬支度

今年は柿の当たり年 頂いた渋柿450個
紐でくくり皮むき消毒天日干し ほとほと嫌になった
自分で食べるのはほんの少し 後は全ておすそ分け

次は沢庵 程よいものを買い揃えまた天日干し
しんなりしたところでぬか漬けに 今年は10kg
干しておいた柿の皮が役に立つ

立て続けに醤油豆 作るのにそれほど手間はかからぬが
最近は入手時期の予約が難しい 豆も麹も高くなった

最後に野沢菜 昨年から中条村で自ら収穫
高地での作業は気分がいい 今年は37kgゲット

けれど持ち帰ってからが大変 何より面倒がお菜洗い
夫婦二人ずぶ濡れせっせこ 昔 母は一人で100kg漬けていた
どれだけ大変だったことだろう

それでも今年はどれも上出来 なればやっぱりやめられぬ
そんな苦労も来年の 梅と杏の時期までしばしお休み
雲 間
吐く息も白く早朝の土手に霜
一瞬で雲間に隠れた北ア鹿島槍の真白き双耳峰
美しさと引き替えにまた寒い冬がやってくる
干 柿
多分俺の親父くらいの年齢 一人暮らしの老人宅訪問
種のない渋柿 平核無柿 を頂けるとのこと

道路上に伸びた枝にたわわに実る立派な柿を
ばっさばっさと枝ごと切り払う

落とした枝から一つづつ丁寧にT字に切り取る その数321個
後片付けしっかり終え丁寧に礼を言って持ち帰る 重い!

早速2個づつ紐で結び 皮剥き 湯煎 焼酎吹きかけ
凡そ二週間干す その間二度ほどの揉み込み
我が家の軒先 昔懐かし田舎の風景出来上がり

因みに柿の結び方は 巻き結び(クローブヒッチ)
これが実に簡単明瞭実用的 別名も豊富 徳利結び かこ結び
マスト結び 結び止め インクノット 等々なのですと

白い粉吹く市販品にも劣らぬ上物が一度だけできたが
毎年なかなか一筋縄ではいかない さて今年は、、
剪 定
またぞろこの季節 春にミドリ摘み 秋に揉み上げと
赤に黒に五葉松  松様ご一同化粧直し 
やる度にいっそこのまま、、、バッ、、サイ!

職人さん頼む余裕もなし かと言ってシルバーさんだと
自分より高齢の方々が炎天下 それは何ともバツ悪く

講習受けてもいざ目の前にすれば何をどうすりゃいいのやら
え~い ままよと 夫婦二人でバッサバッサと葉を落とし
ついでに音も小気味よく小枝チョキンチョキンと剪定鋏

来春に枯れたら枯れたでこれも一興
裕福になれなかった私を許して!    (ノД`)
雑 茸
いよいよ秋 出回り始めた珍しい茸群
故郷へ帰ったらいつでも食べられると思ってた が

山奥出店でも簡単には手が出せぬ ましてや
農協 生協 道の駅 地元スーパー お値段目パチクリ

松茸を七輪で焼いて裂き皿に山盛り醤油垂らして
たらふく食べた昔もあったのに

祖母は茸採りの名人と言われたお人
ちゃんと教わっておけば今頃は、、 それはないか、、
天 気
6/4に初めて30度を記録してから8/27まで82日間
30度以上が56日間 その内35度超えが22日間の長野市

更に今年1月からの降雨がたったの7日間
庭は砂漠 体干からび 頭に蜃気楼 参った もう許して!
蝿 帳
極小蜘蛛が多い 家の外でも中でも車にも気がつけば白い網
関東で悩まされたゴキブリ ここ長野では生息不可
影も形もないのは寒冷地の恩恵

相変わらず蚊はいるけれど蚊帳は消え去った
蝿も見なくなったが蝿叩きはまだ持っている

夏の台所 小蝿は時折 対策にはこれが活躍中
キッチンパラソル?卓上カバー?卓上蚊帳?
今どきの呼び名に戸惑う「はいちょう」 とちゃうの?
最 短
驚いた梅雨期間 たった23日
さして湿った風情もない おかげで庭はカッラカラ

いっそミニ砂漠か石庭に、、楽だろうなぁ、、、
夢 幻
4/9朝 小川村は桜の饗宴
それが美麻村に入った途端 夢まぼろしの
いったいどれが桜でどれが雪
一 気
上越が花盛りなのに何故長野は と思っていたら
まるでおとぎ話の花咲か爺  一夜で桜

まだ梅は満開 桃に杏 水仙 サンシュユ こぶしに木蓮 レンギョウと
世の中総天然色 袋抱えて飛び出す奥

おかげでひんがら一日 土手での収穫作業
夕げのおかずはまとめていきます!菜の花 つくし クレソン フキノトウ
彼 岸
墓参は往復100kmの行程 先祖代々の墓
年数回の行き来もいつまで続けられるものか

けれどこの時期 大町街道三日町トンネルを抜けた瞬間
眼前にそびえ立つ白銀 蓮華 爺 鹿島槍 五竜の値千金
いつ見ても圧倒され息を呑む

北上すればくっきりと五竜の武田菱
北アを逆さに映す田の水張りも もうすぐそこ
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