fool on the hill

歌 詞
ぴっとんへべへべ るってんしゃんらか
り~ぼ~ぱなぱな か~わ~へ
ぴっとんへべへべ るってんしゃん
り~ぼ~ぱなぱな か~わ~へ(パナパナ)
えっきりめ~ぎ~ や~しゃ~や~しゃ
もっけりめ~ぎ~  ぺー~よっぽ(ペヨペヨ)
ぴ~よらんたん   ぴ~よらんたん
るってめら~     るってめら~
ぴ~よらんたん   ぴ~よらんたん
るってめら~     るってめら~~にゃ 
はぁ! (ぴゅん!)  

NHK教育 にほんごであそぼ おおたか静流作詞作曲
http://www.songbirds.ne.jp/sizzle/no17.html

欠陥人間であるらしい俺。とにもかくにも
歌詞と言うものの存在が自分の中にかけらもないのである。
何百回と聞いてる唄でも何年も経ってから内容に
たま~に気が付く程度。よっぽどの事がない限り
まず注意を払ったことがない。まずは声質、次に
旋律、リズム、バックミュージシャンのプレイに
アレンジ。とこのような順に興味を持つ。で
やっぱり歌詞の内容には全く興味がない。

逆説的にゴスペルがいい例だった。命の叫び、哀や恨が
転嫁され、あのようなソウルフルなものになるのに
(あくまで歌い方と旋律の面で)
歌詞内容知ったらいきなり嫌いになった(笑)

歌謡曲や演歌も大好きなんだけれど
たまに気づくと好きだ嫌いだ愛してるの何のと
それ以外ないのか、えぇ加減にせぇよと叫びたくなる。
が、酔うと酔いしれる場面もなくもない??
が、やはり旋律に酔いしれてる場合が多い。
ちなみにカラオケは大嫌い!
その点フォークの反戦歌はやっぱエライ!

そしてこの「ぴっとん」
懐かしいところでは 大橋巨泉
タモリ山下洋輔ハナモゲラ語。ジャズ反転用語。
でもこれらはまだ全体の意味が何となくわかる。
「ぴっとん」は一歩進んで完璧意味不明。
いい!感じるがいい。前衛美術的イメージ。

こんなだから地唄など俺には何度生まれ変わっても無理無縁。
箏とは純器楽。段もの命 (笑)
故に邦楽界隙間産業人として生きている。

ただ一つ自分にとって例外がある。
ご存じ松田聖子。この人の発音には不思議な面がある。
この人の発音を聞くといわゆるシラブル(音節)単位に
自分は聞いてることに気が付く。「愛して」を
「あ・い・し・て」と聞いてるのだ。
「あ」であ~っやっぱこの「あ」しかないっ。
「い」ですっごくいい「い」だよぅ~!と悶えてる。
愛とは全く聞こえてないすごさ。天才かも知れない(笑)
結果歌詞全体の内容はまるっきり理解してないのである。
なんなんじゃろか。ふむ、、、、、、?
語学にまるっきり才のない証拠露呈してる訳だ。

しかしなんだ、尺八のような一音入魂、なんてのは
どうしようもなく嫌なのに、自分もやってるこの矛盾、、。
和楽器たるや避けられない宿命か。。

まんず 毎度長いブログである。
まるっきり読む人の事を考えてない。

ブログは花よ蝶よと舞い踊りさらさらとエッセンスを、
どうでもいいことを即忘れ去られるように書くのが
本質と思われる。

中年たる所以か、、、、。
工 夫
長野県岡谷市文化会館カノラホール主催で
おおたか静流さんと箏衛門との朗読劇を
カノラ松沢さんと共に2年かけて準備した。
元々は箏衛門実験シリーズでメンバーの安田、
山野両名が提示したものを再構成してみたものだ。

終演後片付けのさ中、おおたかさんの譜面台に
表紙に何も書かれてない一冊の大学ノートが
ひっそりと置き忘れられていた。
何かとても大事なもののように感じメンバーに
即返すよう頼んだ。取り上げる際、手がすべって
ほんの一瞬あのおおらかな文字がページ全体に
ぎっしりと書かれていたのが目に入った。
その時電気のようなものが体を貫いて、、。
死ぬほど盗み見たかったができなかった。
一つ一つのページが筆圧でふっくらしてたように思う。
俺は何に感動したんだろう?

初演のビデオを聞いて何度も台本とおおたかさんの
言い回しの違いを確認した。たった一度のリハで録った
音声もランスルーも本番もできるだけ追跡してみた。
結果、飽くなき挑戦と言ったらいいのか、
とにもかくにもいったいどれだけの引き出しを
持ってるんだろうという思いに至った。

特徴的な語尾のほんの小さな言い回しや表現の微妙な変化。
それも毎回違う、一度として同じ事はしてない。
この些細な工夫の集合により、次第とトザエモの人物像が
より明確な姿に変わって行く様は見ていて驚異だった。
それでなくてもわかりにくいストーリーの中で
トザエモがどんどん存在感を増して行った。

これをプロと言うのか、才能の具現化と言うのか、
と思ってた矢先の大学ノートだった。

何が書かれていたのかは本当に知らない。
しかし、真の共同作業をしてくれてた!
そんな意味での感動だったように思う。
単なる思い込みか、、、。

悔やまれるのは自己の対応速度のあまりの遅さだ。
追いつかない。まるで逃げ水だったトザエモ。
でもそれでさえ、余りにトザエモの人物像に合っていた。

初プロデュースに際しては
何かとてつもなく大事なものを忘れてたような
釈然としないこの思い。根元的なミスを犯したか。
二度と同じ轍を踏まぬよう!
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