fool on the hill

饒 舌
ロハスクラシック・コンサート2007/5/15
二夜目さいたま芸術劇場 二階席中央にて聴く
坂本龍一がオーディションにより厳選した5組の競演
二部はコトリンゴ 坂本龍一 藤原真理

オーディションとは言え各グループや個人は
すでに各々活躍の場を持つプロ
音楽的にも技術的にも聞き応えのあるものばかり
飽くことのない3時間だった

心に残ったいくつかの思い

コンセプトが 「自分のコトバ」 にも関わらず
全出演者のそれが表に向かういらぬ饒舌ではなく
内面に問う言葉に聴こえることの心地よさ
聴衆に対し巻込み聴かせ伝え技術見せつけなどの作為が感じられない
聴く側が能動的になれ とても自由でいられる

生音と増幅音の差が少なく全体の流れを断たない
教授のボクトツとしたMCも楽しい

会場の音響の良さもあろうがそれにしても いわゆる西洋楽器の
どうしようもなく圧倒的響きの豊かさを改めて思い知る
全身が柔らかく暖かく包みこまれる快感

民族楽器も多くあったのだが 純音以外の愛すべきかそけき成分
これがおしなべて音響装置により華麗な姿に変身して
しまうことへの微かないらだち
東西楽器を超えたアンサンブルには常につきまとう

しかしいづれにしても
コンセプトを確実に具現化する教授の能力に改めて畏敬の念

出演のシクロはいつもお世話になる飯田さん羽生さん扇柳さんのグループ
急遽招待を頂き機会を得たのだが
彼らびいきからすると最後のチェロ藤原真理
み~んな持ってっちゃってそりゃないんじゃないの
など 嫉妬も多々 本物のソロは実に手強い

終演後の焼き肉屋
シクロとスタッフの呑み会は楽しかった 実に素敵な人たち

一人 酔うにつれいつもの安っぽい饒舌男
覚めてみれば慚愧の想い   謝!
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