fool on the hill

再 会
12/30 16時 沢井邸に多くの人が集り水谷隆子を送る

数々の懐かしい写真 音と映像 沢山の花束
師匠自らの心温まる料理と酒

斎藤徹と工藤丈輝による鎮魂歌
参加者一人一人に宿る彼女の在りし日

彼女を通してまた再会できた多くの懐かしい人々
いい夜だった


激動の一年でした 明日からまた一歩
どうか皆様にとって佳き年となりますよう

今年も本当にありがとうございました
余 韻
晃、白雪姫役 坂田ご夫妻 旅の途中に見つけたと
山芋焼酎をわざわざ送って下さった

驚くなかれその名も 「夜叉ケ池」
小包開けて大笑い!いやはや こんなもの があるのかと

易々とは開封できぬ
皆とまた逢う日まで大切に取っておこう

音源も届き多くのアンケートもまとまった
好評から酷評までの様々は謙虚に身に染みる

大いなる不安と恐怖に対する意志と意地
未体験故の毎回新発見の面白さ
良くも悪くも苦しみもがいた練習の日々だけが心の支え

さ~て 余韻ほどほどにまた次に進まねば!
忘 我
二人に両腕支えてもらったにもかかわらず
三人でエスカレーター転げ落ちたのだそうだ

幸い無傷 帰路の記憶すらない
名残は今朝の二日酔い

忘年ならぬ完璧忘我
嬉しいことがあるとこれだから、、

迷惑この上ない酩酊爺
転 落
俺を褒めたブログがある

小中高が一緒 中学で同じ音楽の師に鍛えられ
高校では共に演劇部と腐れ縁

今は押しも押されぬ舞台関係の社長
しがない箏弾きとは雲泥の差

内輪の話と言えども人並みに褒められれば木に登る

異端児 シリーズ読み終えて
そうか、俺も結構すごかったのか と 鼻が伸びた瞬間
当日の音源が送られて来た

見事 真っ逆さまに転落! 聴かねば良かった
もう少し木の上にいても良かったでないの、、

内容は今回の夜叉ケ池にまつわる感想
信州県人気質 ただは褒めない
結論はカレーと蒲鉾への賞賛である    (^_^;
濁 酒
この季節になると ある日本酒をいただく
秋田の濁り原酒 「ぬぐだ丸」

最初呑んだ時は甘ったるくて うへっ、、
けれどいわゆる日本酒の後引く甘さとはちょと違う
二口目からは不思議とスイスイ入る

度数は若干強いのだがこの呑み易さ しかし
三合呑んだら腰抜けのへべれけ
可愛い雪ン子のラベルに惑わされてはなりませぬ

東北に行く機会は少ない
大昔先輩に連れられて入った場末の安キャバレー
入ったとたんボ-イが大声で

「ハァイ!サニーさん!カローラさん!ご指名!」
横に座った美女二人 のけぞる我等

ボーイにそっと耳打ち
「あの、せめてセドリックかクラウンさんを、、、」
「あいにく今日はお休みでして、、」

遠い昔の秋田の思い出
安 売
【 microSD 2ギガ 特価 197円 お一人様三枚まで!】
【 SD2G 497円 USBメモリー2G 497円 】 計 1575円 也

思わず買いっ! これがまた何の問題もなくあっさり稼働

種類は違うがコンピューターメモリー
1997年当時 32MB を 18000円で購入しとりますな メガですよメガ!

スカスカ頭でちょい計算 懐かしきフロッピー1枚 1.44MBで
原稿用紙1875枚 およそ新聞二日分の文字容量

CD-Rが 700MB としてフロッピー486枚分
DVD二層 8.54GB えっとえっと、、
ブルーレイ 27GB うぅ、、うぅ、、

ハードディスクに至ってはすでにテラ領域 1.5TB が 12000円割れですと!
2000年に 30GB 15000円で買っとりますの ギガですよギガ!

あまりと言えばあまり、、
キロ メガ ギガ テラ ペタ エクサ ゼタ と とどのつまりは ヨタ 話
躊 躇
今でも時折 ふっ とためらう事がある
舞台の かみて と しもて

リハ中に客席から もうちょっと下手寄りに
なんて声がかかると一瞬 ん?

客席から見て左が下手 右が上手で
地位的にはどうも上手の方が偉いらしい

こちらは舞台上から客席見る立場が多く
出入りもほとんどの場合下手になる

つまりこっちから見ると右が下手になり
一度客席に尻むけて考えたりもしたりして、、

海外だと視点は演者だから直感的
上手が stage left 下手が stage right
でも客席からの指示は左手上げて stage right !?

この読み 舞台以外に上流や風上の意味もあり
上座下座なんてのもありまして

うわて と読めば相撲に将棋
したてに出るなんぞと言えば下卑た見下し風
ちなみに じょうず へた とも読みますな

うぅ、ややこし! てか この程度の頭ってことですが、、
菜 葉
待ちに待ったこの季節
八十半ばの老夫婦 気張って野沢菜漬け
近頃は近所でも洗いの風景見なくなったと嘆く

まだ飴色にはほど遠い
少し青臭い香りと甘さが今は楽しめる

そして醤油豆 今年も上出来だ
熱々ご飯や餅に惜しげもなく

慣れ親しんだ母の味 何にも代え難い

馬のように喰いおって
儂等いなくなったらどうするつもりか と父御

ふむ そのお言葉 耳タコなれど、、

横から母御が
「ちゃんと教えてありますよ」

うっ!   むむむ、、ム、、
修 理
今年は季節が少しずつ早めに進んだ感
もしやと車 冬タイヤに交換 あ~しんど

と 右前輪内部に極度の油汚れ やな感じ
修理に出す時間はないし とりあえずブレーキオイルは減ってない
まっ いいか、、、

妙義を過ぎていざ碓氷峠
あら?みぞれ!と思うまもなく道路はシャーベット
トンネル抜けたら銀世界 白化粧の唐松の美しさ

何事もなく長野到着 それでも一応と
ディーラーに連絡 一日お預けとなった

修理完了と共に差し出される請求書
「ついでにいろいろ直しておきました
実はまだこれ以外にも、、何しろお古い車ですので、、」

まさか業界不振のしわよせを、、
いやいや安全第一思っての優しい心根

したが肝心の人間様 無事年越せるのかしら、、、、
裏 話
ご協力頂いた関係者の皆様、またご来場賜りました多くのお客様に
支えられ好評の内に 「夜叉ケ池」 無事終了する事ができました。

この場にて失礼とは存じますが心より御礼申し上げます。

夜叉ケ池最終章 今回公演の長い裏話
お暇な人のみお付き合い下さりませ。

夜叉ケ池 湯谷峠の万年姥的事之顛末
暗 黙
地元福山に加え 遠くは 長野 東京 神奈川 神戸 松山と
実に多くの方々にご来場頂いた ただただ頭の下がる想い

中でも広島市から駆けつけて下さった方は
大量チケット一枚余さず完売!
無理をなされたのではないかと溝入館長共々感涙!

今回のように どう説明していいのか
言葉が見つからない舞台は資金は元より集客が何より辛い
リーデンローズ関係者のご苦労を思う

演奏終わって全員フロアに出てみれば
あの人この人 皆とゆっくりしゃべりたくても挨拶が精一杯
後で申し訳なかったと反省しきり

そんな中 突如後ろから小柄で不穏な影に
「おいっ!」 とどつかれた

げぇっっ! 言わずと知れた黒眼鏡
「てめぇ何しに来やがった」 と思わず師匠の首を絞めた
アホか、俺は!

超過密スケジュールのはず いったいどうして!
と言うのは嘘

この業界噂は速い 以前から現れそうだとの情報しきり
百合役木田さんは金髪会長とメル友 かなり正確
別口大阪からも前夜確定情報が流れた

演奏だけならビビルがこちとら未体験ゾーン
何も怖いことなどありゃしない しかし やっぱりまさかの感

更にその後のお言葉にまた絶句
「クリ!今度は二人で芝居やろう!」

ひっ!

とっさに脳裏 駆けめぐるタイトルの数々

「万年姥は実在した!」 「実録夜叉ケ池」 「魔女の黒眼鏡」 「鬼女ご乱心」

変わったお人だ  忙しいのに何もわざわざ  ここは福山

無駄口叩きながら そっと心の中で三つ指ついて深々と礼
終 演
発端からは三年に及ぶ準備期間 夜叉ケ池
二千席を越える美しい会場での本番終え

あぐらで90分の演奏後 立ち上がった時は
膝が笑い思わずこけそうになった

練習期間でも一度通すと皆疲労困憊
口もきけなくなる

考えてみれば当たり前
難解なアンサンブルはまだしも
経験のない常時絶叫に近い台詞との同時進行

当日は更にサウンドチェック 場当たり
ランスルー そして本番

メンバーの狂気 鍛えられたプロ根性
一度も見せたことのない気迫を本番で見せる
全く食えない奴らだ

関わって下さった全ての方々への感謝と共に
ご来場頂いた皆様の笑顔とお言葉
九人のメンバーへの熱い想いと終わってしまった寂寥感
今は燃え尽き症候群の廃人同様

終わって楽屋で一人 一本の電話
米在住同門後輩 水谷隆子 の訃報

予期はしていたが心臓高鳴り膝が崩れ落ちる
もう一つの終焉 泣くに泣けぬ 余りに若すぎる

会場にいてくれたかなぁ、、りゅうちゃん、、、、
出 陣
明日から旅が始まる
まずは今年ようやく阪神大震災の心的被害に決着をつけた
記念的アルバムを発表した元内弟子仲間の会

映像で覚えておられる方も多いと思う
高速道が倒壊した地区 あの辺に点在する酒造会社の一つ
敷地内には様々な施設もあり常に酒の香りが漂う 「酒心館」

工場の傍らに建てられた木造の落ち着いた空間
今回は朗読者八名と箏のコラボが繰り広げられる

その中で 湯浅譲二作曲 「芭蕉五句」
一音一音極度の緊張感で音を紡ぐ
有り余る静謐さを表現できるだろうか

震災記念として神戸ルミナリエが昨日始まっている
いつも遭遇するのだがお目にかかったことはない
おかげで三ヶ月前でも宿が取れない 今回は野宿?

おそらく二日酔いの体で8日は福山に向かう
いよいよ  「夜叉ケ池」

二日間背水の陣 徹底的なリハーサルをこなす
言い訳ではないけれど御来場頂く方々は
台詞表現と物語に耳が向くものと思われる

演奏者全員決して役者にはなれぬ
それを求められても、、

作曲者曰く
「音と語りの境界線が無くなり楽譜を演奏するように語る」
これが今回のコンセプト さすがに猛者揃い
この点に於いては何の不安もないものと思う

自主企画としてはリサイタル以来実に八年ぶり
今回 未だ例を見ない演奏形態に挑戦できることに深く感謝!
笑 顔
昨夕西の空 長~い顔に少し歪な配置の両目と口
月木金がおそろいで

微笑む三日月の斜め上 右目金星 左目木星
どこかこっけいな表情に見入ってしまいました

月の陰の部分も暗く大きく見えてます
地球照と言うそうで地球の反射光によるものだとか

三日月の下に もしも二つの惑星が縦に並んだら
お月様がイヤリング! そんなことあるのかな?

後日談(12/3)
スマイリングムーンと言うそうな 次回は二年半後
今回は12/1しか見られなかったらしい
贈 物
あっという間に年の瀬
近年この時期になると娘から贈り物が手渡される

高級酒サントリーウイスキー 「響」 には
50.5 17年 21年 30年の四種類がある

この内の50.5か17年かのどちらかなのだが
バイトで稼いだ金は貴重だ

酒の味が分かるほど落ちぶれちゃいない
気持ちよく酔えさえすれば何でもいい が

何かうれしい事があった時の特別酒として
一年かけて大切に呑む だから余計にうまい

ありがとうね!
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