fool on the hill

命 日
今日は母の三回忌 時の流れは速い
故郷はすでに田植え終え 蓮華に爺を映し出す
五月晴れの空気はひんやりと透き通る

そそくさと仏事済ませ急げや急げいつものルート
中綱湖の深くなった翠を眺め目指すは白馬

五竜 唐松 不帰のキレット背景に 雪解水の何という色
こちらは田植え前 逆さ白馬三山
爺ヶ岳にあるはずの雪型「種まき爺さん」が白馬小蓮華にも、、、

晴天の絶景は親孝行のご褒美 とでもしておこう ^_^;
哀 悼
自身の拙い音楽人生の中で確実に転機となった強烈な出会い
その最後の一人が18日帰らぬ人となった

もがき続けた凝縮の5年間 付かず離れずの13年間
最後は1992年国際フォーラムでのデュオだった

即興とは何かを人生を賭して求め続けた
その足元にかすりもせず中途脱落した俺

せめてその5年間は戦友だったと言えるだろうか
心よりの哀悼
富 士
5/8 雲一つない快晴を大期待 午前3時出発
頭上に白鳥座 カシオペア すでに夏の星座
夜明前の白明に浮かび上がる諏訪湖面

八ヶ岳 甲斐駒 南アの山々は最後の残雪
本栖湖にたどり着いて息を呑む 眼前に聳え立つ 富士

南下して広い牧草地 朝霧高原に芳しき牛臭越しの富士
本栖に戻り再度ため息 ついで 精進湖 西湖 河口湖 巡り
撮ろうにも様になりすぎる絵ってどうなの?

関東では当たり前のように見えていたこの山
間近で見る孤高の威容にただただ圧倒される

帰路 甲府は昇仙峡 脳天めがけ落ちてきそうな巨石群
眩しいほどの新緑と滝の涼でひとまずクールダウン
15時間の運転も全く苦にならぬ感動の一日
枕 元
明けてみれば狂騒のカウントダウン 令和令和の大合唱
これも今の世の 閉塞感への反動か

さてこちら 百花繚乱 四月もようやく落ち着き
周囲は鮮やかな翠に模様替え

ある日 寝転んで何気なく窓際の障子に手をやると
いきなり目の前にハナミズキの淡桃全開

裏庭の木なんだから驚くこともないのだけれど
初めて見たような新鮮さ 枕元から1m先 朝夕の小幸せ
夏は緑のカーテンに 相も変わらず狂騒とは無縁の仙人暮らし
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